長崎新聞2013年9月27日12面

さるく&トーク11月3日開催
公会堂の価値見直そう、存続支援団体参加呼び掛け

県内の建築遺産の保全・存続を支援する市民団体「長崎都市遺産研究会」(林一馬代表)は、市斤舎移転に伴い撤去が計画される市公会堂の建築物としての価値を見直す「公会堂さるく&卜―ク」を11月3自に開く。研究会は「存続の意義を考えるきっかけにしてほしい」と参加を呼び掛けている。

公会堂はl962年に完成。原爆からの復興を目指し県や市、商工会議所が中心となって立案した国際文化都市計画の一つとして建設された。2003年には、近代建築の記録と保存を目的とする国際学術組織、DOCOMOMO(ドコモモ)日本支部が「日本の近代建築100選」に選んでいる。

研究会は「長崎の戦後復興を象徴する建築物」「長崎市出身の建築家、武基雄の代表作」「建築、文化財的価値」―として「撤去はもったいない」としている。

当日は設計に携わった渡辺満氏やドコモモ同支部の兼松紘一郎氏が公会堂内を案内。建物に込めた思いを説明する。

午後1時半からで参加無料。
定員200人で先着順。
申し込みは住所、氏名、電話番号を記入し、メール(kokaido.nagasaki@gmail.com)かファクス(050・3153・0049)で「公会堂さるく&トーク」係に送る。
問い合わせは事務局(電095・861・8626)。
(山口紗佳)

長崎新聞2013年9月27日12面

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投稿者

長崎都市遺産研究会
長崎都市遺産研究会

長崎都市遺産研究会は、都市の中で埋もれていたり、解体されようとしている貴重な建築遺産を発掘、保全し、次世代に継承するための支援活動を行う市民団体です。

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