テレビ長崎が、市役所建替えと公会堂について、市議会と市の動向を報じました。
私たちが提出した要望書を受けて、市の溝田総務局長が「公会堂の一部を新市庁舎か、新しい文化施設のどちらかに、何らかの形で残せないか検討したい」と述べています。
要望書の提出が無駄に終わらず、こうして検討のきっかけになったのは嬉しいことです。賛同していただいた皆様には、御協力に改めて感謝を申し上げます。しかし、「何らかの形」というのが、どういう形になるのか、非常に気になります。私たちは、改修して使い続けることを要望していますので、市の動向をウォッチしながら、良い方向に進むようにアクションを起こして行きたいと思います。今後も引き続き、応援をよろしくお願いします。
以下、2014年1月25日報道、「KTNニュース」の内容です。
「新長崎市庁舎・委員会が調査報告書のまとめ」
2019年度に完成予定の新しい長崎市役所の建設に伴い、取り壊される公会堂について、市は、公会堂の一部を、何らかの形で残す考えを、改めて示しました。
これは、新しい長崎市役所の庁舎について検討する市議会の特別委員会で、市側が述べたものです。市は、老朽化などを理由に、市庁舎を、市公会堂の敷地に移転し、建て替えます。公会堂は、取り壊され、市は、今の市庁舎の跡地を念頭に、新しい文化施設を建設する予定ですが、今月10日、大学教授や建築家などが、「公会堂は、歴史的、文化的に貴重な資産」だとして、解体中止などを訴える要望書を提出しました。こうした経緯を踏まえ、市の溝田総務局長は「公会堂の一部を新市庁舎か、新しい文化施設のどちらかに、何らかの形で残せないか検討したい」と述べました。特別委員会が取りまとめた新庁舎に必要な機能についての調査報告書などをもとに、市は、今年度中には、新庁舎の基本計画を作成する予定です。