「長崎市の100年」より
1905(明治38)年、日露戦争の最中、浦上駅から現在地に開業した長崎駅。この建物は1913(大正2)年に改築したドイツ風2階建ての2代目駅舎で、原爆投下により消失した。その後、三角屋根の3代目が建てられるものの1999(平成11)年駅ビル建設に伴い解体。現在の駅舎は4代目となる。
長崎駅周辺では、九州新幹線西九州ルートの建設や在来線の高架化など鉄道網や周辺施設の整備による大規模な再開発計画が進行中。これに伴い、駅舎が現在地から西側へ150m程移動し、5代目が新築となる予定。