わたしたちは、これまで長崎市公会堂の歴史的価値や存続の意義を広く訴えてきました。どのように残し、未来へ伝えていけるかを市民と一緒に考え提案したいと思います。同時に、60年前に始まった長崎国際文化センターの理念をひとりでも多くの方にご理解いただき、未来につなげていきたいと考えています。下記のとおり、ワークショップを開催しますので、ぜひご参加下さい。
主 催:長崎市公会堂存続支援会議
共 催:公会堂を存続させる会
かとうフィーリングアートバレエ/長崎市公会堂の保存活用をめざす市民の会/長崎市民劇場/長崎県被爆者5団体/長崎県被爆者手帳友の会/長崎釈尊鑽仰会/(一社)長崎民謡舞踊連盟/長崎都市遺産研究会/長崎県平和運動センター被爆連/小島中学校区文化協会
ワークショッププログラム
■1日目 2月14日(土) 会場:長崎市民会館
13:00~ 周辺調査(まちあるき)市民会館前広場集合→長崎市公会堂→長崎市役所→長崎県庁→中島川→長崎市民会館
15:00~ ガイダンス(30分)長崎市民劇場他、利用者からの説明と問題点の共有、整理。
15:30~ ディスカッション(60分) テーマについて話します。
16:30~ グループワーク 建築、都市、アクティビティの3ユニットに分かれて、公会堂の再生と活用案を考えます。
21:00 終了
■2日目 2月15日(日) 会場:長崎市公会堂
09:00~ ワークショップのまとめ作業
13:30~ 公会堂ライブ開演 舞踊と音楽(出演:長崎民謡舞踊連盟・かとうフィーリングアートバレエ・Yuzuee)
14:00~ ワークショップ報告会(40分) ユニットマスターが成果を報告し、再生活用案を提示します。
14:40~ 舞踊と音楽ライブ
16:00 終了公会堂ライブ
※公会堂ライブ(ワークショップ報告会・舞踊・音楽)のみの参加は、事前申し込み不要です。全席無料。
■ワークショップテーマ
建 築:建築の力と再生アプローチを試みる
都 市:国際文化都市における公会堂とは
アクティビティ:継続するための活動と機能をイメージして
■ユニットマスター
今村雅樹/建築:1953年生まれ、長崎市出身。建築家・日本大学理工学部建築学科教授。日本建築家協会新人賞、日本建築学会作品選奨他。熊本県医師会館のコンペで最優秀賞を受賞し、現在プロジェクトが進行中。日本を代表する建築家のひとり、東京都在住。
佐保肇/都市:1941年生まれ、佐世保市出身。建築・都市計画家、佐保計画工房代表。元法政大学兼任講師として都市計画を担当。日本及び欧米の都市構想の研究を行う。EAROPH(人間居住をテーマにした国際機関/本部クアラルンプール)理事として現在、嬉野国際会議の準備に奔走中。2002年に東京から拠点を移し、西海市在住。
中村享一/アクティビティ:1951年生まれ、長崎市出身。建築家・一宇一級建築士事務所代表。国際建築家連合バルセロナ大会で環境住宅論文優秀賞。日本建築家協会環境建築賞、JCDデザイン賞優秀賞他。現在、九州大学博士課程に在籍し、軍艦島における近代都市の変遷を研究。2013年に福岡から拠点を移し、公会堂の存続支援活動中。長崎市在住。
■定員 30名(先着順)
※18歳以上の方で、公会堂を未来に残したいと考える方であれば、どなたでも参加できます。建築の知識や経験等は問いません。2日間とも参加可能な方を優先しますが、1日目だけの参加でもOKです。
■ワークショップ申込 Eメール
①-⑨の必要事項をご記入の上、下記宛先までEメールにてお申込み下さい。
長崎市公会堂存続支援会議事務局 E-mailアドレス kokaido.nagasaki@gmail.com
必要事項:
①お名前 ②ご住所 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤年齢 ⑥性別 ⑦ご職業 ⑧参加可能日/2日間、または1日目のみ
⑨希望ユニット/建築、都市、アクティビティの中から1つを選択。
※受付完了後、事務局より確認メールを返信いたします。
■問合せ 長崎市公会堂存続支援会議事務局
一宇一級建築士事務所内 担当:中村 TEL:095-861-8626
下記、「長崎都市遺産研究会」のFacebookでも、これまでの活動情報を公開しています。
Facebook:www.facebook.com/heritage.nagasaki
2015公会堂未来に伝えよう PDFファイル